【運営報告】ブログ1ヶ月目は34390PV。アクセスUPの為にぼくが実践した5つのこと

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今年の1月17日にHikikomotripを開設して一ヶ月が経った。友人もツテもなにもないまっさらな状態からぼくは文章を書き始めた。今日はこの1ヶ月の振り返りとブログを成長させるために僕が実践してきたことをまとめてみる。0からブログとTwitterで情報発信を続けることで、たくさんの読者の方と出会うことができた。本当に感謝したい。

Hikikomotripの1ヶ月と現状

PV数

2016年1月17日-2月16日まで1ヶ月のPV総数は34390PV だった。2月4日のバズを境に1日平均のPVが上がり、2月4日以降は1日400-1000PVの間で安定している。投稿した記事数は34記事。基本的には1日1記事の更新ペースで、ひとつ1つの記事を丁寧に作り込むことを心がけた。

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読者登録数と直帰率、平均滞在時間

同期間で146名の方に読者登録していただけた。Feedly登録者数はこちらのサイトで検索した。[K]Feedly Subscribers Checker 2 | Knowledge Colors

130(はてなブログ読者数)+ 16(Feedly登録数)= 146

1ヶ月の平均直帰率は85.7%。おすすめ記事やサイト内リンクが少ないことが直帰率が高い原因かもしれない。平均滞在時間(セッション時間)は48秒だった。スマートフォンのユーザビリティに配慮できていなかったことが反省点。

よく読まれた記事

いわゆるバズった記事は1.の記事1つだった。この記事が19600のPV(全体の56%)を稼ぎ、他の4記事が残りのPVの15%を占める。

ちなみによく読まれる記事は必ずしも読者登録に繋がらない印象。むしろ大衆受けしないニッチな記事や、頻繁にブログに訪れてくれる読者に向けた記事をリリースした日のほうが読者登録率が高かった。

参照元について

ブックマーク等のリファレンスからの流入が大部分を占めていて、SNSからの流入が約14%、オーガニック検索からの流入は3.7%だった。SEO対策(特にキーワード関連)が十分にできていないため検索エンジンからのアクセスが少なかった。

アクセスUPの為にぼくが実践した5つのこと

Web上に知り合いは1人もいない、SEOやWebデザインの知識も全くない状態からブログをはじめ、沢山の試行錯誤を繰り返した。ここでは、ぼくがアクセスUPや読者登録を増やすために実践し効果があった5つのことをまとめてみる。これからブログを始める人、アクセスに伸び悩んでいる方に1つでも役立つことがあれば嬉しい。

1. ブログコンセプトを明確に宣言した

ブログを開設してぼくがまずはじめにしたことは、ブログの方向性とコンセプトを徹底的に明確化し、このブログの説明書のような記事を作り公開した。 主に以下のことについて触れた。

ブログの説明書

  • ぼくという人間について(過去と現在)
  • ぼくがブログを通じてどんな人間になりたいのか(未来)
  • どんな情報を発信するのか
    ひきこもりの日常・アクセスUPのノウハウやブログでお金を稼ぐための知識
  • 想定する読者層
    ひきこもりを抜け出したい人・ブログ運営者・副業をはじめたい人
  • Webデザインのベンチマーク
  • ブログの更新頻度について

実際にぼくがブログ開設当初に書いた記事はこの記事(このブログの方向性について)。当然Webサイトを更新していく内に変更点は出てくるが、ブログの芯を決めておくことで自分が誰に向けて、どんな情報を、どのように、伝えればいいのか迷子になることはなかった。はじめにブログの方向性を明確化しておくことは、ブログを運営する際の重要な基本ステップだと思う。

参考までに、以下の記事にブログを収益化する前にすべきポイントをまとめておいた。⇒ブログ収益化の前に必ずやるべき12のこと

2. マーケティングの知識を得るための投資をした

どうやって多くの人にブログに訪問してもらうか、開設当初ぼくは皆目見当がつかなかった。Webサイトを運営した経験が全くなかったからだ。このブログは収益化を前提としているし、マーケティングに関する知識は絶対に必要だと思った。まず図書館に行き、広告やWebデザインに関する本を片っ端から読み漁り、またマーケティング関連の書籍を幾つか購入して勉強した。投資と言ってもお金は大して掛けず、とにかく時間を掛けた。

まだまだ勉強不足だが1つ分かったことは、Webサイトを運営し収益を出すためには、マーケティングの知識はあればあるほどいいということ。「売るもの」はとりあえずAmazonで調達できるし、「営業」は人真似と日々の文章力向上の努力で修練できる。しかし「集客」に関する知識はただブログを毎日更新しているだけでは絶対に得られない。

1ヶ月前までマーケティングに関して全くの素人だったが、新しい書籍を読む度、「眼から鱗の知識」に出会う。1ヶ月勉強して特に為になったおすすめの本5冊を以下の記事にまとめておいた。中古でとても安く手に入る本もあるので良ければチェックしてみてほしい。

『ザ・コピーライティング』と『ソーシャル・メディア・マーケティング』はアクセスUPの処方箋

3. SNSの効果的な活用を模索した

沢山の人にブログに訪れてもらうために使えそうなツールは幾つかあるが、ぼくはTwitterのフォロワーをいかに増やすか、をテーマにして1ヶ月情報発信を続けた。特に効果的だったのはツイッターで毎日キュレーションをすること。以下のリンクがそのコツをまとめた記事だ。⇒佐々木俊尚のTwitterの使い方を真似したら3週間でフォロワーが470人になった

他にぼくがSNSを活用する際に工夫したことを一部メモしておく。

  • 自分に役立った記事は必ず呟く

    ⇒自分が分からないことは他人も分かっていないことが多い。情報を惜しみなくシェアすることでTwitter上の影響力が上がり、フォローされやすい状況になる。
  • 言及されるのを待つのではなく、言及する

    ⇒面白いブログをTwitter上でどんどん紹介する。反応してくれるブロガーの方も多く、そのまま会話して友達になることを心がけた。次第に情報交換が活発になり、ブログ運営する上で役立つ事を教えてもらえたりした。また「友達」のフォロワーにフォローされる可能性が高くなった。
  • ブログで質の高いコンテンツを作り、Twitterとの連携を図った。

    ⇒Twitterブログという一方通行ではないということに途中で気がついた。ブログ→Twitterという流れも意識することで良い相互作用が生まれる。例えば、フォロワーからの反応が良かったツイートをブログに埋め込んで紹介するなどの工夫をしてみた。実感として効果はあったと思う。効果検証はまだできていないが。

Twitterの効果的な活用法を模索したことが、たくさんの読者登録していただけたことに繋がった。SNSの活用は記事を書くこと以外で最も注力したこと。ノウハウが溜まってきたので3月中にnoteにまとめて無料で公開したいと思っている。

4. 3つの記事の役割を徹底的に意識した

ぼくが実践したことのなかでアクセスUPに1番貢献したことだと思う。上でブログの説明書について少し解説したが、読者層を明確化し記事の役割をきっちり決めた。どういうことか?Hikikomotripのコンテンツは以下の3つに全て分類できる。タイトルを見ただけでは分類は分からないようにしてあるが、僕の中では明確に記事の役割が決まっている。

  1. ぼくの考え方や興味を表現する記事

    これはよく訪問してくれる読者の方を想定した記事だ。Hikikomotrip内で最も多くを占めるコンテンツ。具体的には1週間の振り返り記事やひきこもりの日記などの記事だ。この記事の特質は、読者登録率が高いということ。例えば、毎週月曜日にリリースしているひきこもWEEKLYは全て100PV以下にもかかわらず毎回3人以上の読者登録をしていただけている。 
  2. 大衆ウケしないニッチな記事

    Hikikomotripの中ではもっとも少ないカテゴリーの記事。これは検索流入のみを想定している。基本的にバズは起こりにくいが地味に検索から訪問がある。ぼくはこの記事を書くときだけキーワードプランナーを使っている(あんまりよくないことだと思うが)。ポイントは自分の興味からはみ出した記事は絶対に書かないこと。書き手自身に興味がないことはすぐ文章に出てしまう。ニッチな記事は以下のようなもの。⇒超絶アクロバティック移動術【パルクール】で世界に挑むイケメン日本人【ZEN】の動画が凄い
    【HipHop用語集】日本語ラップ嫌いも楽しめる!【高校生ラップ選手権】のおすすめフリースタイルバトル特集!

     

  3. 多くの人に見てもらうことを前提とした役立つ記事

    この記事はバズやブックマークを狙った記事だ。他のコンテンツよりどうしても「質」と「量」が求められる。基本的にぼくはPV数には全くこだわらない。むしろ読者数をいかに増やすかを考えている。ただ、やはり読者を増やすためにはある程度多くの人に情報発信しないと効率が悪い。この記事の特徴はPVは稼げるが読者登録率は非常に低いということ。また質の高いコンテンツを作るためにかなりの時間がとられる。僕の場合、情報収集も含めだいたい5時間〜10時間掛かってしまう。しかしブログにとってリターンも大きいので時々役立つまとめ記事を書くようにしている。具体的には先ほど紹介したTwitterの使い方のような記事だ。

5. プロフィールページに誘導した

書き手の「顔」を表現することはブログの個性をアピールするのに大切なことだ。人間性やバックグラウンドを知ってもらい、共感してもらえればまたブログに遊びに来てくれるかもしれない。

ぼくの理想はすべての訪問者にプロフィール記事に目を通してもらうこと。もちろんそんなことは現実問題不可能だが、幾つか工夫をしてみた。例えばサイドバーに大きくプロフィールページを表示したり、サイト内リンクでプロフィールに誘導した。実際、プロフィールは1カ月で3番目に多く読まれており(1290PV)、この記事内には他のリンクを入れてないのにもかかわらず直帰率が低い(ブログ全体85%、プロフィール記事は64%)。

ブログの方向性にもよるが、特に雑記ブログなどの場合は、書き手の個性をいかにアピールできるかはブログの求心力に直結する。プロフィールページへの誘導はブログを大きくする上で効果のあることだと思う。

まとめ

以上、このブログの振り返りと1カ月ぼくが実践してきたことについてまとめた。色々ぼくが工夫してきたことを書いたけど、最も大切だと思うことは「表現できる最高のコンテンツをUPする」こと。すべての記事を自信を持って人に見せられるように努めたい。もちろん自分に言っている。

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